朝、駅のホームで見かけた女子高生。
今時の女子高生チックな風貌ではなく、なんだか独特。ある意味異様でした。
何故かと言うと、
その子が
「超」がつくほどのロングヘアだったからです。
例えてみれば
昔のオノ・ヨーコさんみたいな髪型の女子高生。本人はその長~~い髪(伸ばしっぱなしとも見える)がおそらくご自慢なのでしょうね、かなり意識的に髪をかき上げたり揺らしたりしながら歩いています。まるで海草のようです。
私は彼女の後姿を見送りながら心で呟きました。
絶対、学校で『貞子』ってあだ名つけられてるよな。
ま、余計なお世話なんですけど。
時々いますよね、腰まであるような超ロングヘアを、そのままバサーッと垂らしてる人。
おそらく美容院には年に1回行くかどうか、下手すると何年もご無沙汰なんじゃないかと思ってしまうほど、手先も不揃いでワサワサッと広がっている。
カラーリングなんてそんな軟派なものもちろんしないわ!ってなわけで、当然のごとく色は黒々(でもツヤはなくてバサバサッとしてる)。そういう迫力のあるロングヘアの人って、完全に
「我が道を行く」タイプなんだろうな~と思いつつ、実はちょっとコワイんです、私。
以前雑誌か何かで読んだのが、
極端なロングヘアにしている女性は、頑固な人が多いという説。普通はそれなりに流行や周囲の人の髪型、美容師のアドバイスを取り入れて、その時代の雰囲気にあった髪型になるのが自然。でもあえてそれを無視して、「魔女」のように極端なロングヘアに固執する心理って、それだけ自分を譲らない強さとこだわりの表れなんでしょうね。とりあえず、満員電車とかラーメンすする時は、束ねてほしいですけどね。
髪型って、その人の心理とか性格とか、結構出るような気がします。
ちなみに私の場合、子供の頃は親が髪を切ってくれていて、いつも自分の好みより短めにされていたのがイヤでイヤでたまりませんでした。髪形にしろ服装にしろ、「女の子」っぽくしたかったのに、母の好みで「サッパリ」した感じにさせられていたのです。
そのフラストレーションがトラウマになっているのか、思春期以降、髪を短くしたことがありません。髪質が良くないのであまりロングにはできないけど、絶対肩より少し長めをキープしつづけています。たぶん一生ショートヘアにはしないでしょうね。誰に勧められようと、たとえものすごくイイ男に
「きみのショートヘアが見たい!」と頼まれても、絶対短くしないと思います。・・・・私も相当頑固でしょうか。
男性の髪型を見ていても、
極端な短髪の人と、
ロン毛の人では、その性格の違いが結構分かりやすい気がするんですよねー。どちらも
「自分好き」な気がするんだけど、その自己愛の質が違うと言うか(笑)。
でも、本人に似合ってれば、どんな髪型でもいいんですよね。個性ですしね。
ちなみに私は男性の髪型は、フツーの短さが好きです、フツーが。 聞いてないですか?そうですか。
さて、そろそろ美容院に行かないと、私の髪もヤバイ感じ~~~~。