《ブラックなユーモアで今なおカルト的な人気を誇る青春映画「ヘザース/ベロニカの熱い日」の続編が作られることが明らかになった。ウィノナ・ライダーが米エンターテイメント・ウィークリー誌のインタビューで明らかにしたもので、クリスチャン・スレイターの復帰も決定しているという。前作で脚本を手がけたダニエル・ウォーターズが、続編の監督・脚本を手がける。》
eiga.comの「ニュース&噂」より抜粋
・・・・・。なぜ今になって続編?・・・・・大丈夫なんでしょうか・・・・?
「ヘザース」と言えば、アメリカ本国ではマイナーでありながら根強い人気を持つ(らしい?)ブラックな青春映画。
かれこれ16年くらい前、ちょうどアイドル美少女女優として人気急上昇中だった
ウィノナ・ライダーと、これまた個性派若手アクターとしてブレイク間近だった
クリスチャン・スレイターが共演した作品。
当時主演の二人が大好きだった私は、
後楽園シネドームとか言うよくわかんない映画館に正月早々張り切って出かけ、ガラガラの劇場で鑑賞した思い出があります。いや、ほんとにガラガラだったのよ(笑)。
シュールというか結構ぶっとんだ内容ながら、10代の鬱屈した日常を描きつつ最後はグッとくる作品で、私はかなり好きな一本だったのです。だ、だけど・・・・。
今更続編ですかっ?!
三十路「ヘザース」ですかっ?!
・・・・・どういう話の展開にするつもりなんだ、一体。
高校生が主人公だからこそ成り立ったストーリーだったのに、くたびれた(と勝手に決め付ける)三十路になった主人公たちの何を描こうと言うんだろう・・・。謎だわ・・・。
普通の映画なら10数年後の展開も変じゃないだろうけど、この作品に限ってはちょっと難しいのでは・・・。
ていうかさ。ネタバレになるけど、
クリスチャン・スレーターの役ってたしか、ラストで爆死したはずなんですけど。瀕死の重傷で生きてたことにするんですかね?
不安と期待が激しく交錯するなか、何が一番不安かって言うと、やっぱり主演二人の今現在の落ちぶれっぷりと老けっぷりですな。
かつてこんなに可愛かった、キラキラしていた二人・・・。
歳月は流れ・・・・・。
まあウィノナはまだ一応綺麗だからいいかもしれないけど・・・。クリスチャンは・・・・。
ああ!私昔大好きだったのに、今じゃとても言えない過去だわーーー!!
でもまあ、とりあえず二人とも
「前科持ち」ってことで、人生の辛酸を舐めた三十路としては説得力のあるブラックコメディができそうですね・・・。
怖いから見たくないけど、激しく見たい気もします。
左:連行されました。
右:裁判やりました。