皆様、
「星座で見分けるスターたち」シリーズを今までご支援いただきまして(?)誠にありがとうございます!ほんの気まぐれで始めたこのシリーズ、内心「ホントに12回もできるのかい」と不安に思いつつ、気付けば今回が最終回!ひゃ~~。これもすべて、このシリーズに目を通してくださったあなた、楽しい嬉しいコメントを残してくださったあなた、あなた、あなたのおかげです!!今回で終わりなのが自分でも非常に残念ですが、無事12星座完走できて感無量です!それではラスト行ってみましょっか!今回は
魚座です!
魚座は
水の星座、守護星は
海王星です。もう字のまんまですね、魚、海、水。水のようになんにでも順応する柔軟さを持つ、愛情深い星座です。
キーワードは、
夢想家、
ロマンチスト、
芸術家肌、
包容力、
情緒的、
感受性、などなど。悪く出ると感傷的になりやすい面があり、現実逃避したり世俗的なものに溺れやすく流されやすい傾向があります。では、魚座のスターを見てみましょう!
新旧美女対決
左:マイケル・ジャクソンとマブダチ。エリザベス・テイラー。
右:IQ154。こんなセンセイが学校にいたら・・・。シャロン・ストーン。
いまイギリスが熱い!?
左:まさに上り坂。写真栄えする美女、レイチェル・ワイズ。
右:いろんな人に似てるオジサン。アラン・リックマン。
新旧バッド・ボーイ
左:好々爺も昔は鳴らしたもんさ。マイケル・ケイン。
右:ロケンローラーなのに健全オーラが漂う人。
ジョン・ボン・ジョヴィ。
左:マシュマロ・ガール。ドリュー・バリモア。
右:まだ大丈夫だった頃(何が?)。
ブルース・ウイリス。
アカデミー賞かつての常連組
左:上手すぎてオスカーに敬遠された人?グレン・クローズ。
右:ちっちゃい体、おっきな眼力。ホリー・ハンター。
左:アカデミーはこの人の司会が一番イイ!ビリー・クリスタル。
右:眼がデカイ!ひたすら眼がデカイ!!ライザ・ミネリ。
他に、俳優なら
ピーター・フォンダ、
シドニー・ポワチエ、
ウイリアム・ハート、
ジョン・タトゥーロ、
カート・ラッセルなど。若手だとその怪しい目つきで最近このあたりのブログ界で注目を集めている(?)
ピーター・サースガードも魚座。
魚座はアーティストの星であり、音楽面でも非常に優れた才能を持つと言われます。
ショパン、
ヘンデル、現代なら
クインシー・ジョーンズも。文豪
ビクトル・ユーゴーや
アインシュタイン博士も魚座だし、映画監督なら
ベルナルト・ベルトルッチ、
リュック・ベッソン、
スパイク・リーが魚座です。
こうやって並んだ顔ぶれを見ていると、これと言って共通する大きな特徴を感じないんですが(困ったな)、あえて言うと、クールでオトナなタイプというより、幾つになっても茶目っ気を感じさせる、可愛げのあるタイプが多い気がします。
ドリューはもちろんのこと、小柄で年を感じさせない
ホリー・ハンターや、ウルウルした大きな瞳が吸い込まれそうな
レイチェル・ワイズ、男性も永遠のやんちゃ坊主のような
ボン・ジョヴィに
ブルース・ウイリス、爺さんになってもチャーミングな
マイケル・ケイン。魚座って「可愛らしい」星座なんだそうです。で、その可愛らしさで無意識に相手を翻弄する天然魔性系。あんまり関わらないほうが良いかもしれません(ウソウソ)。
本当は魚座は日本のスターを並べたほうが分かりやすいのです。日本のミュージシャンには魚座が多いし、男優女優ともに、いわゆるモテるタイプの一世を風靡した人がズラッと並びますから。でも一応このシリーズは海外スターを取り上げるのが原則で日本の俳優は除外しているので、今回はやめときます。(あ!そのうちアジアスターのバージョンでまたこのネタやろうかな。笑)
魚座という星座はたぶん12星座一感性が豊かで叙情的、ナイーブで情にもろい性質です。淋しがりやで他人の影響を受けやすく、その優しさが仇となって相手に流されやすいタイプとも言えます。と言うことは、ズバリ「恋多き人」であるわけです。日本人は取り上げないと言いつつ、これだけは言っておかないと。かの
松田聖子さんは魚座代表です!(笑)
魚座は男性にしろ女性にしろ、無意識に相手に共感し同化し、気付けば相手に寄り添い恋に落ちてしまう確立が非常に高い人達だと思います。もちろん魚座の人すべてが恋多き人のはずもないし、一匹狼の人間嫌いという魚座もいます(笑)。が、その情の深さの表れ方は人それぞれ違うにしても、基本的に感性が女性的で柔らか、そして優しげなフェロモンが漂う人が多いみたいです。男性でも、変に「男たるもの」というマッチョな思想に囚われることのない、自由な感性を持った人が多いんじゃないでしょうか。
自分の心に正直に、好きなら好き!で飛び込んでいける無垢な人。だからこそ、恋愛面で思わぬ失敗も招きかねない、それでもめげずに何度でも恋をする、そういうたくましさが魚座にはあるように見えます。何回結婚離婚したのかさっぱり分からない
エリザベス・テイラー然り、酔っ払ったときに介抱してくれたバーテンダーと電撃婚→即離婚した
ドリュー・バリモア然り、47歳にして恋人の子供を出産した
ホリー・ハンター然り。
魚座の男優なら少女とのイケナイ関係がバレて人気ガタ落ちした元フェロモン俳優
ロブ・ロウなんて人もいましたね~。→
アラン・ドロンの再来なんて言われたこともあったのにねー。ロブ・ロウの潤みがちな眼は、まさに多情な感じ。(「ヒップ・コンシャス!」とか言って車のCMに出てたの覚えてる人います?いたら嬉しい。)
「恋愛」というものは、音楽にしろ文学にしろ、芸術を形作る上で一番基本的テーマとなる大切な要素ですよね。そう考えれば、恋愛体質の魚座が芸術的才能に優れた星座だというのは、当然と言えば当然かもしれません。
実はうちの父が魚座なんですが、なんというか器用貧乏な人で(あ、父は恋愛体質ではありませんが)。美術、図工方面が非常に得意な人で、絵も工作も手芸めいたことから園芸まで大抵のことは自力でチャラッとこなしてしまうのです。凝り性なので、一つ趣味を見つけるとしばらくはそれに没頭して寝食忘れるほど。でも逆に何をやってもそこそこ上手にできてしまうので、飽きるのも異常に早い。結果、せっかくあれだけ器用なのに、いつも途中で放り出してしまい中途半端・・・ということをずーっと繰り返しているのです。感性はやはり女性的ですね。
魚座って非常に吸収力があって、のめり込むと徹底的に職人気質になる根っからのアーティストなんだと思います。そして好奇心も旺盛ですよね。
ここに並んだスター達の中で、気の強そうなセクシー姉御の
シャロン・ストーンが魚座っていうのが最初は意外でした。分かりやすく蠍座とか射手座とかかなーなんて思っていたので。でも彼女もわりと目元が潤んでいて、実は結構気さくで人懐っこいタイプですよね。
「デブラ・ウインガーを探して」に出ていたシャロンは、自分の不安や焦りを隠すことなくユーモラスに正直に語っていて好感度ナンバー1でした。
「ジュリアン・ムーアやケイト・ブランシェットの存在が怖い」と素直に本音を打ち明ける、あの潔さと可愛らしさ。あんなハリウッド女優って他にいませんよね(笑)。大体みんな、本音を隠して他の女優のことをおだてたり褒め称えたりしつつ、内心ギリギリ歯軋りしてそうなのに。あんなふうに、年を重ねても素直さや可愛さが残っている人って、まさに魚座らしいのかもしれません。そしてそういう正直さが保護本能を掻き立てて、またモテてしまうのかも。
グレン・クローズが魚座なのも意外でした。なんとなく見た目の枯れた雰囲気で、「魚座ではないだろう」と勝手に思ってまして(笑)。
私は女優の中で誰が一番上手いかと聞かれたらグレン・クローズと答えます。好き嫌いは分かれるでしょうが、この人ってどんな役も、硬軟どちらでも、本当に上手に繊細に演じる人ですよね。相当感性が豊かで引き出しがたくさんある人なんじゃないでしょうか。
うちの母がグレン・クローズのファンなんですけど、昔
「白と黒のナイフ」という映画を見ていて、弁護士役のグレンが仕事のあとに電話をかけるシーンがあったんです。そこを見ていてうちの母がこんなことを言ったのです。
「受話器を耳に当てて相手が電話に出るのを待つ間に、それまで仕事で厳しい顔をしていたのが、一瞬で柔らかい優しいフワッとした表情に変わったから、あ、これは自分の子供に電話してるのかな?と思ったらその通りだった。あの表情の変化を見て、この人ってスゴイ女優だと思ったわー。」(うちの母も細かいな) どこかの国みたく、白衣を着たら医者の役~!みたいな安易な役作りは絶対しないでしょうね。
「彼女を見ればわかること」でも、母親の介護に疲れたインテリ女性を演じていたけれど、密かに想っている男性との恋が実らないことを占い師に告げられ、しかも
「あなたは不幸ね」とまで言われてしまう。このときの彼女の、静かだけれど深く傷ついている、そしてそれを理性で抑えようとする表情。あのシーンの彼女の「静」の演技は、観ている女性の深層心理にグサグサと突き刺さるような哀しみを抱かせたと思います。この内面からくるデリケートで繊細な演技一つとっても、魚座らしい感受性の鋭さのなせる業のような気がしませんか?こじつけっぽいですかね?(笑)そういえば、この映画はホリー・ハンターも出てましたね。
魚座の画家は、
ミケランジェロ、
ボッティッチェリ、そして
ルノワールがいます。さすが芸術とロマンの星座ですね~。
ルノワールのとろ~んとして柔らかなタッチと甘やかな色彩、優美な印象はまさに魚座。この絵は
「アメリ」にも出てきた絵ですね。
魚座ブロガーなら、
よろづ屋TOMさん。映画にイラストに時事ネタに旅ネタと、多岐にわたる情報量は器用な魚座さんならでは!
そしてイイ男とイイ映画へのアンテナが鋭いオシャレなブログの
ruijiさん。飾らないオトナのチャーミングさが伝わってきます!
というわけで、今回でひとまずこのシリーズは最終回です。長いことありがとうございました!また違った形で星座シリーズを復活できればいいなぁと思っております。