最近ほんとに労働が過酷で、もともとヤワな私は夏を目前にバッテリーが切れかかっている。
「限界だよー。勘弁してくれよー。もう辞めるぞオイー」と弱音を吐きつつ、意外と小心者なので、偉い人の顔を見ると
「がんばりまっす!!」とか心にもない発言をしてしまう。ま、そのうち倒れるからそこんとこよろしく。
で、今日はお休みをもらえたので、久しぶりにお菓子でも作って優雅な休日を過ごそうかしら♪と思っていたが、起きたら昨日の長時間立ち仕事で背中が痛くてヨロヨロしている。(おばあさんのようですみません)で、お菓子作る気分にもなれず、とりあえず部屋の掃除を始めた。そしたらなんとなく箪笥の引き出しの整理にまで手が伸び、まだ残っていた春物ニットの洗濯までやった。おかしいな、ゆっくり休むはずだったのに。しかも最近うちのマンションに鳩が居ついて、窓辺にフンをしていくもんだから!!その掃除まで!!毎朝5時頃から鳩の不気味な泣き声で起こされる今日この頃。
憎らしいわぁーーー!!そんなわけで近頃私は動物愛護団体からマークされそうな不穏な思いを抱いている。
さて、残念ながらお菓子作りを断念した本日は、代わりに美味しいお菓子について語ろうと思う。
美味しいお菓子。なんて甘美な響き。それではいってみよう!
私の記憶に残る美味しいお菓子といえば、学生時代に神戸旅行の際に食べたケーキだ。それはウイーンの有名なチョコレートケーキ、
ザッハトルテだ!
雑誌を読んでいたら
神戸といえばケーキ!と書かれていたので(なんで?)、とりあえず神戸に着いたら何がなんでもケーキを食べなきゃいかん、と心に決めていた私と友人は、雑誌で宝塚の女優がオススメしていた店
「アンリ・シャルパンティエ」に行って、ザッハトルテを注文。濃厚なチョコレートケーキに生クリームのホイップが添えてあって、(バニラアイスクリームでもいいらしい)これがもう
美味いったら美味い!
「ふふーん、これが神戸の味なのね・・・」とうっとりしたのだが、こっちに帰ってきたら横浜のデパートにもアンリ・シャルパンティエのザッハトルテは売っていた。がっくり。
でもそれからしばらくはアンリのザッハトルテを時々買っては食したものである。美味しかったー。でも今、アンリではザッハトルテ扱ってないみたいで、長いこと食べていないの。もう廃盤商品なんですかね。。。?頼みます、復刻してください。
もうひとつ、私の記憶に残るお菓子といえば、茨城は水戸の名和菓子、
「みやびの梅」だ。
もう10年位前、うちの父が水戸に単身赴任していた時期があり、こっちに帰ってくるたびにお土産に買ってきてくれたお菓子がそれだ。真ん中に、蜜に漬け込んだ青梅が入っていて、それをくるむ白餡、そして外側をグリーンのお餅がコーティング。この上品なハーモニー!ああ、ニッポンジンで良かった・・・。これは美味いです。水戸の偕楽園でも売ってます。食べるときお餅にまぶしたお粉で口が白くなるけど美味いです。
それから最後におまけで、私のもっとも愛するおせんべいを紹介しようと思う。
コンビニでもスーパーでも手に入る、とっても庶民的かつ食べ始めたらその虜!のおせんべい。それは!ジャーン。
亀田製菓のハッピーターンだ!!
(ちなみにこの愛らしいキャラクターは「はぴたん」というらしい。)おせんべいは亀田製菓が一番おいしいと思うのですがいかがでしょう?亀田のおせんべいって、スーザン・サランドンが来日したとき、えらく気に入って食べまくってたらしいぞー。
「ハッピーターン」は、甘ショッパイおせんべいで、ほぼ一口か二口で食べられる。これはとてもありがたい。仕事中小腹がすいたとき、こっそり隠れて口に放り込むには最適なおせんべいだ。私は受付にずっと立っていて、どうにもお腹がすいたとき、資料か何かを取りに行くふりをして、ちょこっと席をはずしては「ハッピーターン」を隠れて食していた時期がある。(もちろん口のまわりにお塩がついてないか、しっかり鏡チェックをしてから受付に戻ったわ♪)見つかったら即クビかもね。ほほほ。
というわけで、今度のお休みには必ずやアップルケーキ(林檎は紅玉)を作るわ!と心に決めた今日の私でした。