今日、仕事で一緒になったAさん(仮名)から聞かれた。
「紅玉さん、パソコン家でもよく使う人?」
「使いますよ~」と答えると、
「ミクシーやってる?」と聞いてくる。
み、みくしーって何すか・・・。
説明を聞いて、なんとなく分かった。少し前に新聞で紹介されてるのを読んだ記憶がある。
「ブログ」の次は「mixi」!なんですってね。
ブログのように誰でも彼でもオールオッケー状態ではなくて、知人に紹介メールをもらって登録した人達だけでブログのような機能を使えるものだとか。(合ってる?)友達の友達、そのまた友達とも繋がっていけるし、紹介が必要だから変なヤツが勝手に入り込むこともあまりないんだって。
Aさんいわく、
「ブログだと一人で日記書いてても誰も反応してくれなくて一方通行じゃないですかー。mixiだと、仲間がいるから楽しいよ」
・・・・・そ、そうか?
「紅玉さんもやろうよー」と、しきりと誘ってくる。
「いや私はブログやってるからいいですよ」とは言えなかった。っていうか言いたくなかった。
だってね。
私は自分がブログをやってることを、周囲の誰にも話してないのだ。
トップ・シークレットなのよ。
何故かってーと、知人に教えたら、もう日常ネタを気軽に書けなくなるからです。
特に私は仕事のこととかも書いたりするし、そもそも普段の社会生活において、割合自分のエゴは抑えて周りに合わせるタイプなので、そのぶん溜まった毒を吐き出したくてブログを始めたようなところもあるのだ。
なのに、知人にブログの存在を教えたら、毒が吐けなくなるではないの。
もちろん偶然バレる可能性は考慮して、本当にマズイことは書かないようにしてるけどね。
それに、ブログを通して、普段の生活では接点を持てないような、顔も知らない人達と交流ができることが最大の楽しみなのだ。映画の話をしたり、本の話をしたり。
日常の友人知人との会話ももちろん楽しいけれど、そこでは語りつくせないもうちょっとディープな感情を、ブログを通して、見知らぬいろんな人達と表現しあえるのが、私の好みに合ったのだと思う。
ところがmixiの場合は、まず友達同士で紹介しあってからネットワーク広げていくらしい。
そ、それは私の求めているものとはかなり違うっすよ・・・。
ってなわけで、やたらmixiを勧められたものの、
「面白そうだねー。へー、すごいねー。」とお茶を濁しながら曖昧に逃げてきた今日の私でした。おそまつ。