ついに見た!!何をってあなた
「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」に決まってるじゃないですか!!は~~・・・。平日のレディースデーでもない日に1800円出して、しかも並んで映画見たの久しぶりだよ。
まずお礼を言おう。
ルーカスさん、ありがとう!長い長い壮大なオペラで私たちをこんなに楽しませてくれて本当にありがとう!そしてあなたのオタッキーぶりに長年つきあった私たちにも感謝してね!
そして78年の夏、幼い私を「スター・ウォーズ」に連れて行ってくれたお父さんお母さんありがとう!そのとき隣で鼻ちょうちんふくらませて熟睡していた弟よ、きみは不幸だね。
劇場でSWを見るたびに思うことがある。
オープニングの「A long time ago in a galaxy far,far away」の文字のあと、暗い画面のまま一瞬の間がある。そして次の瞬間
ジョン・ウイリアムスの素晴らしいあのテーマ音楽と共に
「STARWARS」のタイトルが、バーン!と叩きつけられるように現れる。その一瞬の空白の間が好きなのだ。なんでかというと、あそこで観客はみんな絶対ちょっと緊張してるに違いないから。
「はじまるぞーはじまるぞーくるぞくるぞー」ってみんなシーンとしながら微妙な緊張感を抱いてるでしょ?でしょでしょ?それがなんとも言えずに好きなのだ。今回ももちろんそうだった。そしてその思いを抱けるのも、これがラストだと思うとやはり淋しくてたまらない。
今回見終わった直後のフレッシュな感想は以下のとおり!
☆今回の
アナキンは、表情がとても良かった。
ヘイデンくんの邪悪で美しい眼差しは、見ていて悲しくなった。
☆
オビ・ワンの悲痛な思いは私たちの思いと同じで、胸がつまった。ライトセーバーで戦うときの決めのポーズ(Vサイン?)がなかなかイケてた。
☆
パドメはオフィーリアみたいで気の毒だった。(「ミニスカ妊婦?!」とギョッとさせる一瞬もあったけど、ちゃんと下にズボンはいてたのね。)
☆
R2の悲鳴が可愛かった&こんなに使えるロボットとは知らなかったよ、私は。
☆
チューバッカが出るとは思わなかったので、懐かしさで目頭が熱くなった。
☆
ダースベイダーの仮面が装着された瞬間から聞こえてきたあの「しゅー、ほー」の息遣いに、ゾクゾクッと鳥肌がたった。
☆そしてなんといってもラストシーン、赤ちゃんの
ルークを抱いた義理の父母が見つめる
二つの夕陽。ええ、まんまと泣きましたよ私。
そしてまたエピソード4から見直したくなるではないか。成長したルークが見たい、こんな悲しい過去を背負ったオビ・ワン(ていうか
アレック・ギネス♪)が見たい、って結局繰り返し見ることになる、これを
「スター・ウォーズ・スパイラル」と呼びます私は。商売上手だね、ルーカス。
でも今回は誰がなんと言おうと、
ヨーダ!ああ、ヨーダ、ヨーダ、愛らしすぎる!!シリーズ全作品中、最高の可愛らしさだね、今回のヨーダは。特に一番しびれたのは、チューバッカの肩にちょこちょこってよじのぼるシーン。ああこんなツーショットが見られるなんてぇぇ。
思わず帰り際、パンフレットと一緒にヨーダのボールペンを購入してしまいました。でもこれ、でっかすぎて持ち歩くには不便なんですけど。ほんとはアナキンのメモ帳もほしかったんだ・・・。
シリーズをすべて見終わった今、「スター・ウォーズ」という映画が、これほどの大いなる悲劇から成り立つ物語だったと初めて気づく。瀕死のアナキンが
「I hate you!」とオビ・ワンに叫んだとき、私は心底悲しかった。そしてこれから改めて旧3部作を見直すことで、今度はそこに描かれる救済と希望の物語に、きっと前に見たときとは違う感動を覚えるはずだと思う。ダースベイダーがルークに告げる、
「I'm your father」のセリフが、きっととんでもなく重いものに聞こえるだろう。
こんな壮大な物語を頭の中でずっと前から作り上げていたジョージ・ルーカス。あなたはとんでもない人なのですね。エピソード3、突っ込みどころはいくらでもあるけど、私はただあなたに感謝しています・・・。
それでもやっぱり最後に思った。何が足りないって、この人の存在でしょー!!↓
May the force be with you・・・